南米の長寿村にルーツを持つ驚異の成分McB

長島氏(株式会社マックビー 代表取締役)が発見した成分McBは、要介護5レベルの認知症患者が45日で改善し、退院できるほどの効果があることが判明しました。さらなる検証のため、2016年に福岡県のさくら園で87名を対象に実験が行われ、1年後に44名が退院し、残り43名も改善が認められ認知症の寛解率が83%となりました。腸で溶けるソフトカプセルが開発され、アルツハイマー病治療薬「アリセプト」の開発者である杉本八朗教授との共同研究が始まりました。McBは認知症だけでなく、リウマチ、喘息、糖尿病、高血圧などにも効果があり、ナノ化技術が導入された結果、アミロイドβの抑制率が76%となりました。

久留米大学の野口雅紀先生と少路義久先生とともに臨床試験が行われ、McBは認知症機能改善作用の臨床試験が認められ、2021年8月にスタートしました。徳島大学との共同研究では自律神経の不均衡に対して効果的な改善効果が示され、環太平洋国際科学会議2021で発表されました。さらに、2022年8月からは京都大学を初め徳島大学大阪国際がんセンター、神戸医療産業都市推進機構によって、抗がん剤や放射線治療による副作用軽減の人を使った臨床試験がスタートしました。

現在、さまざまな形状のMcBが研究されており、未病予防のリーダーとして期待されています。McBの効果により、認知症や様々な疾患の治療に対する革新が期待されており、今後の研究の進展が注目されています。

各種エビデンス

McB誕生ストーリー

McBの誕生秘話。1979年建築学研究のために大学院に入った長島氏(株式会社マックビー代表取締役)は、大学院の修士論文のテーマを「南米インディオの民家を研究」とし、メキシコにある自治大学へ1年間自費留学しました。研究のため民家を探していた長島氏は、知人からエクアドルのビルカバンバという町に住むイメリダおばさんの家を紹介され、ビルカバンバを目指します。

到着したは良いものの、道中で外国の水を口にした長島氏はお腹を壊してしまいます。そんな長島氏にイメリダおばさんは、裏庭に生えている葉っぱを摘み、それをすりつぶしたものを水に混ぜて飲め。とすすめてきました。その通りにしたところ、驚くことに1時間ほどで腹痛が治まったのです。

民間の調査から一転、長島氏はその葉っぱに興味を持ち、イメリダおばさんの畑や家畜の世話を手伝いながら、葉っぱについて調査する日々を送ります。45日後の別れの日。帰りのバスに乗り込む際、イメリダおばさんがポケットに何やら入れてくれました。

日本に帰ってきて荷物を整理していると、ポケットから何かの種が出てきます。知人に何の種か相談したところ、瓜科の植物、ツルレイシの原種ではないかと回答をもらいました。その種を家の庭のプランターで育ててみることにし、その育った葉っぱを自分と同じ方法で知人や友人に飲んでもらいました。

すると何と全員の体の不調が改善されたのです。これは商品化できるかもしれない。そう考えましたが、これは勝手に持ち込んだ履歴のないツルレイシの種であり、販売には至りませんでした。しかしひょんな繋がりから、日本産で登録されている原種F1の3種類を譲り受けることができました。

それを何度も何度も交配・改良・分析して、オリジナルのものを作り上げ、エクアドルの原種に限りなく近い能力のツルレイシが生まれたのです。このツルレイシに含まれる三大成分この頭文字M・C・BがMcBの名前の由来となります。

長島氏は研究をさらに進めていくために自宅を引き払い、生まれ故郷の平戸に本拠地を移動しました。そこでツルレイシを育て、乾燥・成分の抽出後、濃縮したソフトカプセルを販売していきます。こうして日々研究に励んでいたところ、以前このソフトカプセルをお渡ししていた沖縄の中部徳洲会病院の元看護師長さんから1本の電話が届きます。

その内容は、更年期に発症した膠原病が、McBだけで見事克服できたこと。そして、認知症で要介護5レベルに入る、余命3ヶ月の義理の父親にもMcBを与えたいとのことでした。しかしこの義理の父親という方は、口からカプセルを飲み込める状態でなく、直接腸にMcBの成分を入れたいとのことでした。

医師法に抵触することから断ったものの、余命が迫る状況でやれることは何でもしたいという強い意志から、実行に移されました。後日、その経過に長島氏は驚愕することになります。それは、この認知症で要介護5レベルであった方が、McBを投与して45日後になんと、退院したというのです。

認知症が治ったというエピソードとして、ナースの方からこんなお話を聞いています。1時間くらい前にお見舞いに来てくれた方が、ハンドバックを忘れていったので、取りに来るまで預かっておいてほしいってこれは認知症の方ではありえない言動です。

このことから、McBの効果に更なる可能性を感じた長島氏は、要介護2から4レベルの各2名にもMcBを飲んでいただきました。するとどうでしょう。1年後、何と全員の改善が認められたのです。この奇跡のような結果を簡単に受け入れられず、更なる検証を必要とした長島氏は福岡県にある特老施設医療法人正樹会さくら園の協力で87名を対象に、ご家族同意のもとMcBを飲んでいただきました。

結果は、1年後に44名が退院。残りの43名は改善はしたものの、住み慣れた施設の暮らしを望まれました。さらに1年後には要介護5レベル以外の87%の方がさらに改善したという結果になりました。ここで大きな疑問が生まれます。

なぜ腸に直接投与した例では、要介護5レベルの方が45日で改善、退院できたのか。そこであることに気がつきます。それは、口から入ったものの成分は全て腸から吸収されるということ。では、腸で溶けるソフトカプセルがあればいいのではないか。

このことから、新たなソフトカプセルの研究を原料メーカーとスタートさせます。そして、これまでに集まったデータを、京都大学の薬学研究室へ持ち込んだ際、McBの次なる一歩に繋がる新たな人物と出会います。

その方というのは、杉本八朗教授。世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」の開発者であり、世界的権威者です。杉本教授はMcBの効果に大変驚かれ、実際に施設に出向き、さらに詳しくヒアリングされました。すると、McBは認知症だけでなく、リウマチ、喘息、糖尿病、高血圧、尋常性乾癬、帯状疱疹などを同時に治してしまう効果まであると判明し、この結果を受け、杉本教授との共同研究がスタートします。

一方、各大学の研究施設では、食品原料や植物由来の原料のナノ化の研究が行われ始めていました。このタイミングで、McBの原料をナノ化するチャンスが訪れたのです。幾多の失敗を乗り越えナノ化されたMcBの原料が杉本教授の研究チームに届けられ、試験が開始されます。

細胞レベルの試験インディトロでは、世界の製薬会社が60兆円を投じ達成したアミロイドβの抑制率23%を超える76%という数値を叩き出し、この信じ難い数値に、測定器の誤作動を疑い、再測定するほどでした。次に、認知症関連の学会で発表するため、動物レベルの試験インヴィボを行いました。

この測定では、強制的に認知症にする薬、スコポラミンを使ってマウスで実験を行います。実験結果としては、スポコラミンのみ投与したマウスは行動ができなくなり、このマウスにアリセプトを投与したマウスは、認知機能の衰退が止まりますが、時間とともに再発する結果となりました。

では、スコポラミンを投与されたマウスにMcBを投与した場合はどうか。結果は認知機能の衰退を抑制し、時間が経過しても継続的に改善に向かうという優れた効果を表したのです。2019年10月20日、この結果を名古屋国際会議場で行われた第9回日本認知症予防学会にて堂々と発表したところ、会場の中からはこんなささやきが聞こえてきました。

サプリメントのようなもので結果が出るなどあり得ない。捏造ではないか。ここで諦めずMcBの正当性を認めさせるため杉本教授の提案で、人を使った試験を行うことになりました。そのため、こうした試験に成功体験を持つ久留米大学の野口雅紀先生に、実際の認知症患者を使った臨床試験を行いたいと申し出ると当時の副学長内村直久教授の紹介を受け、少路義久先生とともに正式に臨床試験に必要なものの準備に入りました。

ときは流れ2020年10月3日ある吉報が届きます。京都大学内の島津制作研究所にお願いしていた同等性試験の結果です。それは、McBはエキス粒子の大小に関わらずMcBの成分への毀損がなく、機能性質上の同等性が認められたという内容でした。

いよいよ臨床試験ですが、これに入る前に、倫理委員会の設置許可が必要になります。そのために少路先生をはじめ、実際に厚生局の技官の方の前でプレゼンを行い、認められる必要がありました。こうした審査を通過後、薬と同等の厳しい基準に則った世界初のサプリメントによる認知症機能改善作用の臨床試験が認められ、2021年8月にこれがスタートします。

さらに、2021年9月には、徳島大学大学院社会産業理工学研究部と株式会社BTUとの人を使った臨床共同研究も同時並行でスタートし、その結果、自律神経の不均衡に対して効果的な改善効果を有すことが示され、環太平洋国際科学会議2021の学会にて発表されました。

この発表は、現代疾病のノイローゼ、不眠症、うつ病、自律神経障害などの解決に大きく踏み出すものとなります。加えて、2022年8月からは京都大学を初め徳島大学大阪国際がんセンター、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構によって、抗がん剤や放射線治療による副作用軽減の人を使った臨床試験がスタートします。

このようにMcBには様々な能力があるため、各ニーズに対応すべく、ソフトカプセル以外の形状についての研究を、各種機関、製薬会社を始め、各メーカーとスタートさせました。McBは未病予防のリーダーとなるべく、日々の研究を積み重ね、人々の健康で長生きしたいという願いを形にしていきます。

これからのMcBの歩みにご期待の上、更なる飛躍を見守っていただければと思います。