新型コロナウイルスが日本中で拡大し始めてから早2年以上が経過しました。現在ではオミクロン株BA.5が主に流行しており、その脅威は増していくばかりです。
とはいえ、大半の方は「自分はもう大丈夫だろう」「なんだかもう慣れてしまった…」こんな風に思ってはいませんか?
もちろん、感染せずに済むならそれに越したことはない、こうも思っているかもしれません。
特に、今まで感染した過去がない方にとってはまさに未知のウイルスであり、いくら危険性を伝えてもイメージできないでしょう。そこでこの記事では、現在猛威をふるうオミクロン株BA.5の感染者に直接聞いた症状や苦悩について紹介していきます。
【お話を聞いた方の特徴】
- 20代女性(喘息持ち・喫煙者)
- 9歳の娘も一緒に感染
- 感染経路:2、3日預かっていた子供
- 感染源となった子供と接する際はマスクを着用していなかった
オミクロン株BA.5による主な症状とは
では早速、オミクロン株BA.5に感染した際に彼女が感じた主な症状についてお伝えしていきましょう。
- 40℃近い発熱
- 吐き気・食欲不振
- せき
- 下痢
- 全身の痛み
- 運動中のような息苦しさ
今回の事例では味覚障害が現れていませんが、実際に味がしないと公に訴えている方もいますので、味覚症状についても注意しましょう。
40℃近い発熱
まず最も大きな症状として、継続的な40℃近い発熱。
病院から処方してもらった解熱鎮痛剤は一切効き目がなく、目眩や酷い関節痛にも襲われて24時間うなされるような状態が続いたそうです。肉体的な辛さだけでなく、どれだけ投薬しても効かなかったことによる精神的な辛さもあったそうです。
吐き気・食欲不振
また、吐き気や食欲不振もあったと話していました。
食事は喉を通らず、ぐったりとしている日々が最低でも5日間以上は続き、身体もみるみるうちに痩せ細ってしまったようです。熱が下がり元気になってからも食欲不振の症状は残ったそうで、食事が好きな方にとっては非常に辛いかもしれません。
せき
咳や喉の痛みも現れます。
咳自体は軽度であったものの、それ以上にガラスの破片が刺さったような喉の痛みとガラガラ声しか出せない状態で生活上に大きな不自由を感じているとのお話でした。
下痢
そして下痢や胃腸不良も起こったとのこと。
吐き気や食欲不振によってしっかりと食事が取れていないにも関わらず、下痢を繰り返す日々。激しい腹痛も起こるため、本当に辛かったそうで、軽快した後も数日間続いたとのことでした。
全身の痛み
BA.5に感染後、身体の全身に激痛が走りました。
頭の先から足の爪先まで全身が激しく痛むため、療養期間中に動くのもままならず、お手洗いひとつ行くのにも苦労したそうです。
また、彼女の場合は娘の看病もする必要があり、たくさんの鎮痛剤を投薬。ですが、痛みに対しても全く効き目はなかったとのことです。
運動中のような息苦しさ
そして、運動中のような息苦しさにも苛まれました。
酸素濃度には全く問題がなかったのにも関わらず、突然激しい息苦しさが始まり、胸の痛みも感じたそうです。
それはまるで、立っただけでランニング後かのような息苦しさ、歩いただけで座り込みたくなるほど。その時は強い不安を感じたとのお話でした。
オミクロン株BA.5の症状以外で辛かったこと
オミクロン株BA.5の感染で彼女が辛く感じたのは症状だけではありません。
その最たるものが以下の2点です。
- 濃厚接触者は遠方の病院でしか受け入れられないと言われた
- 陽性判定後の症状悪化後に受診希望も受け入れを拒否された
濃厚接触者は遠方の病院でしか受け入れられないと言われた
まず、陽性判定が出る前に保健所へ連絡して病院受診を希望した際、先に娘さんが発症していたことから「濃厚接触者だと遠方の病院しか受け入れられない」と言われたとのこと。
ですがどうしても薬が欲しかった彼女は、あえて何も言わずかかりつけの病院へ飛び込んだとか。実際にかかりつけで娘がコロナであることを伝えると普通に診察を受け入れてくれたものの、症状が辛い中「診てもらえなかったらどうしよう」ととても不安だったと言います。
陽性判定後の症状悪化後に受診希望も受け入れを拒否された
また、陽性判定後に娘さんの容態が悪化した際に受診希望したものの、受け入れを拒否されたとのこと。
その当時、倦怠感や目眩、下痢、腹痛、食欲不振といった明確な症状があり、ぐったりとしていたため、長時間診察を受けられない状態に大きな不安を感じていたそうです。
結局、やっと見つかった病院で診察と投薬はできましたが、病院探しにはとても苦労したとお話がありました。
オミクロン株BA.5に後遺症はある?
なお、オミクロン株BA.5には後遺症はあるのでしょうか?
彼女は、解熱後もさまざまな症状が継続的に発症していると話しています。
食欲不振や喉の痛み、声のガラガラ、下痢、吐き気、目眩などを引いては再発を繰り返しており、一度治ったと思っても油断はできません。「コロナウイルスがこれほど辛いものだとは思わなかった…」こうお話されていました。
また、オミクロン株BA.5の後遺症は人によっても大きく異なります。
コロナの後遺症で神経の難病になりました
今は下半身が動かないだけですが麻痺がどんどん上がってきてて手も動かしにくくなってきたし、このまま止まらず心筋に到達したら死ぬかも
治る見込みも今のところなく、日に日に悪化してて明日の命もわからないのでツイッターで生存報告していくぜ〜— しんたま (@_tama_tama_RX) August 8, 2022
コロナウイルスへの感染がきっかけで神経の難病を患った方もいます。下半身が麻痺して動かない状態であり、手も動かしにくくなっているそうです。非常に重い後遺症の例ですが、感染してしまうとこういった状態も例外ではありません。
コロナ感染後、立っていられない、喋れない、熱が40度あるんじゃないかというほどの倦怠感、全身の痛みに4ヶ月ほど苦しみ、現在は後遺症で更に線維筋痛症にもなっています。
後遺症で苦しんでいる人の声を聞くことで少しでも皆さんの気が引き締まればな、と思います。 pic.twitter.com/elmHe4HHny— kumiko ishii (@kumikoshka0907) August 4, 2021
また、コロナの後遺症で線維筋痛症を発症し、大好きだったバレエの活動が続けられないという方も。コロナに感染してしまっただけで、大好きだった仕事やスポーツがもうできなくなってしまう…そんな思いもしなかった現実がやってくることも十分にあり得ます。
オミクロン株BA.5に感染しないために日頃から対策を!
前述したオミクロン株BA.5の症状で、辛く苦しい思いをしないためには日頃から徹底した感染対策が欠かせません。
手洗いやうがい、アルコール消毒などはその代表的な対策方法ではありますが、特にマスクの着用は徹底すべきです。
実際に那覇市の健康診断会場では、マスクの未着用によるクラスターが発生。スタッフ4人に加えて母親と別の子ども合計6名が新型コロナウイルスの陽性となってしまいました。
マスク未着用で感染拡大か 健康診断会場でクラスター発生 #沖縄NEWSWEB https://t.co/XP8PX8cKaE
— NHK沖縄さぁたぁちゃん (@okinawa_nhk) August 10, 2022
そして彼女の場合も、コロナウイルスに感染した疑いのある瞬間はマスクを着用していませんでした。もしかしたら、しっかりとマスクを着用していれば感染を防げていたかもしれません。
実際に感染事例が発生している以上、マスクは今まで以上に意識して着用しましょう。
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オミクロン株BA.5の感染を防ぐために日々の生活で徹底していきましょう。