7月末にケンタウロス株BA.2.75と呼ばれる、新たな変異種が日本でも確認されました。
感染力はなんとBA.5の3.24倍、デルタ株と比べると約9倍の計算です。
ケンタウロス株の出現により、今後感染拡大も懸念されています。病院に通いたくても空きがなかったり、診療の受け入れを拒否されたりと予想できない事態に陥ることも想像できるでしょう。
そういったケースを避けるには、感染しない対策が欠かせません。そこでこの記事では、未知の変異種ケンタウロス株BA.2.75について、危険性や今すぐできる5つの感染対策について紹介します。
ケンタウロス株の特徴
早速ですが、ケンタウロス株が持つ3つの特徴から見ていきましょう。
- オミクロン株BA.2の変異種
- BA.5と比較して3.24倍の感染力
- 症状や重症化リスクは未知数
オミクロン株BA.2の変異種
ケンタウロス株は、2022年3月に流行が始まったとされるオミクロン株BA.2の変異種です。
BA.2.75という種類で、ワクチン由来の抗体や治療用の抗体をこれまで以上に回避する可能性が挙げられます。過去の変異株と比べてあまりに異質であることから「半人半獣のケンタウロス(Centaurus)」と表現されました。
最初に感染が確認された国はインド。その後は、 アメリカやイギリス、オーストラリア、韓国など世界各国で感染が確認され、日本でもすでに感染者が見つかっています。
BA.5と比較して3.24倍の感染力
また、ケンタウロス株の感染力は現在流行しているBA.5の3.24倍にも及びます。2021年に流行したデルタ株に比べると9倍です。
これまでの変異種に比べても非常に感染力が高いため、今まで以上に短期間で感染者が増加する可能性があります。
症状や重症化リスクは未知数
なお、ケンタウロス株感染による症状や重症化リスクについては現状、詳細は明らかになっていません。
これまでに日本で確認された感染者の中には軽い咳や熱で済む人もいましたが、感染力の高さゆえに一切の油断ができない状態です。
重症化のリスクがないとは言い切れないため、きちんとした感染対策が急務です。
ケンタウロス株は油断できない変異種
感染力が強いうえに症状もはっきりしていないケンタウロス株は、感染者数の少ない今でも油断できないウイルスと言えます。
ケンタウロス株の感染状況
国内におけるケンタウロス株の感染状況としては、現状10人ほどとされています。
また、 アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国などでも感染が確認されていますが、少ない状況。唯一、ケンタウロス株が蔓延しているのはインドです。
ただし、国内の感染者が少ないからと言って油断してはいけません。
1年前のデルタ株は1ヶ月で一気に感染拡大
約1年前の当時、新たな変異株として検出されたデルタ株は、4月に日本国内で確認され感染者数が数人だったところから一気に感染拡大を引き起こしました。
そして、一つ前に流行していたアルファ株の感染者数を塗り替え、病床が足りない状況に陥っています。
ここで一度考えてみてください。ケンタウロス株も当時流行したデルタ株のように、一気に感染拡大してもおかしくはないという可能性が考えられませんか?
現在は、オミクロン株BA.5が主流ですが、デルタ株のようにケンタウロス株が一気に広がる可能性もあります。これまでの傾向を振り返りつつ、少し先の未来を見据えながらきちんとした感染対策が必要です。
例えば、デルタ株のときに下記のようなことはありませんでしたか?
- 家にいるおじいちゃんやおばあちゃんに感染させないために感染予防を徹底していた
- マスクを汚い床に落としても大丈夫なように予備のマスクを持ち歩いていた
- 病院がひっ迫して医療従事者に迷惑かけないために生活を気をつけていた
- また感染拡大してマスクが不足したときは本当に大変だった
- 来年は子供が大事な受験で、勉強に支障が出ないように感染対策していた
大事なイベントが控えていたり、子供にとっての大事な年が迫っていたりといったことがあることを考えて、これからの感染対策を強化していきましょう。
ケンタウロス株への感染対策5つ
では、これから感染拡大を引き起こすかもしれないケンタウロス株に対して、どのような対策を打てるでしょうか?
結論から言うと、以下5つの対策を徹底してください。
- マスク着用
- 周囲の人々と距離感を取る
- アルコール除菌
- 手洗い
- 換気
マスク着用
まずは、マスクの着用です。
マスクの着用には、会話や咳をした際の飛沫防止やウイルスの体内侵入を緩和する効果が期待できます。また、自身から出る飛沫の飛散も防げるでしょう。
ただし、鼻が出ていたり大きな隙間が開いていたりするマスクの付け方はそれほど感染予防効果がありません。密着度の高いマスクを選び、鼻の上からあご下までしっかり覆うように着用してください。
周囲の人々と距離を取る
マスクを着用できない時は、周りの人と2m以上の距離を取るようにしましょう。
というのも、 2m以上の距離を空ければ、 通常の会話による飛沫があったとしても届きにくいからです。とはいえ、咳やくしゃみは最大5m程度の距離間で飛沫が飛散する可能性があるため、できるだけマスクは着用しましょう。
アルコール除菌
また、アルコール除菌も手に付着したウイルスを除去できるため徹底すべきです。
アルコールの使用は、ウイルスの膜を壊し無毒化する効果があります。
外出先や帰宅後には、濃度70%〜95%のエタノールを、手指の隙間によく擦り込むようにして使用しましょう。
手洗い
そして、小まめに手洗いも大切です。水とハンドソープを使った手洗いにより、手に付着してるウイルスを100万分の1まで減少させられます。
もし、手にウイルスが付着したまま放置していると、無意識の内に口や鼻、目などを触った際に粘膜から体内へ侵入を許しかねません。
ですから、感染対策の一環として適度な手洗いを意識しましょう。
なお、政府が提供する正しい手の洗い方を参考にしてください。
出典:厚生労働省
換気
最後に、部屋中の換気です。
新型コロナウイルス感染症の集団感染が確認された場所で共通するポイントの一つとして、換気の悪い密閉空間が挙げられます。
定期的な換気によって外の空気を入れ替えができ、ウイルスを蔓延させない策として有効な手段です。目安として30分に一度くらいのスパンで小まめに換気してください。
しっかりマスクを着用してケンタウロス株の感染対策をしましょう
上記で解説したように、ケンタウロス株は症状や重症化リスクなど未知の部分があります。
日頃からの感染対策を徹底し、まず感染しないことが最重要です。そして、まずできることはマスク対策でしょう。
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今後ケンタウロス株BA.2.75の感染者が増えれば、今の感染状況がさらに長続きする可能性も出てきます。仕事に支障をきたしたり、大事な家族旅行、デートへ行けなくなったりといったリスクを限りなく減らすために感染対策をしていきましょう。